2月22日 峩々温泉の朝の様子

皆様こんにちは。

女将の竹内です。

昨夜は蔵王特有の爆風が吹きました。

「蔵王おろし」とも呼ばれる蔵王特有の風です。

蔵王は樹氷が有名ですが、樹氷ができるということは断続的に強風が吹き抜ける地域だという事でもあります。ここに暮らす私たちはもう慣れっこですが、ご宿泊頂くお客様はハラハラ・ドキドキする方もいらっしゃいます。ただ、台風や爆弾低気圧と言われるものとの違い、特徴があるので備えておけば怖くはありません。

峩々温泉周辺は日照時間が伸びてきましたがまだまだ冬山です。

昼を過ぎ太陽がてっぺんを通過すると、少しづつ天気が崩れ始め、夕暮れ以降荒れだすことは珍しくありません。

そして、朝には昨夜の風は何だったのだろう?と思うほど青空が広がったりします。

現に本日は朝から快晴です!

峩々温泉は標高が800メートル以上ありますので、天候が変わりやすいです。

お越しいただいたお客様には、まずはゆっくりと温泉で温まって頂き、

環境と温泉に慣れて頂いた後、

二度目以降の入浴ではじっくりと身も心も温まり、少しでも元気になってお帰り頂きたいと日々思っております。

本日午前8時頃 談話室窓際のつららは強風の影響で横に伸びていました 

今朝、窓際に伸びていたつららは気温が高くなったのでお昼には落ちてしまいました。

朝の雰囲気をそのままお伝えしたく加工・修正なしの画像です。

今朝の最低気温は-8℃ 

蔵王はゆっくり、ゆっくり春へと歩みを進めています。

大女将のお雛様と娘のお雛様 

先日出したお雛様が春に向かっていることを実感させてくれます。

今しかない雪の季節をもう少し楽しみ、慈しんで過ごしていきたいと思います。

温泉